ミラン本田の先発予想に伊メディア「サプライズ」 背番号10に期待されるのは攻撃より守備の働きか

前半は本田で耐え凌ぎ…

 そして、前節クロトーネ戦でFWジャンルカ・ラパドゥーラが奪ったPKのチャンスで、FWエムベイェ・ニアングは口論の末にキッカーを務め、シュートを外すという失態を犯してサポーターからブーイングを浴びた。そのニアングの投入こそ、モンテッラ監督の“勝負の一手”だという。

 「後半、相手の疲労とスペースにつけ込み、ニアングの投入で勝負をかけるのか」と記事では分析している。圧倒的なフィジカルとパワーを生かしたニアングをスーパーサブとして起用し、後半に勝負をかける狙いだという。ミランは敵地オリンピコで5年間勝利がないという。今季リーグ戦で2位ローマと勝ち点32で並ぶ3位とはいえ、これまでは両者の間に明確な差が存在していた。

 前半は本田で耐え凌ぎ、勝負どころでニアング投入というのが、若き戦術家として評価を高めるモンテッラ監督の神算鬼謀なのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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