宇佐美、3試合連続スーパーサブ起用も低評価 地元メディア「特筆すべきアクションなし」

14節のHSV戦で後半24分から出場も見せ場作れず 地元紙は「採点なし」

 アウクスブルクの日本代表FW宇佐美貴史は10日の第14節敵地ハンブルガーSV(HSV)戦で後半24分から途中出場を果たした。チームは故障者が続出し、3試合連続でスーパーサブとして起用された宇佐美だが、これといった見せ場は作れず。ドイツ地元メディアは「特筆すべきアクションなし」と厳しい評価を下している。試合は0−1で敗れた。

 宇佐美は激動の瞬間に出番を迎えた。アウクスブルクのMFドミニク・コールが後半21分に2枚目のイエローカードで退場。そして、その2分後にHSVのFWフィリプ・コスティッチに先制弾を許してしまう。直後に元セレッソ大阪DFゴイコ・カチャルと交代で宇佐美はピッチに足を踏み入れた。後半45分に敵陣左から右足でシュートを放った宇佐美だが、これは相手にブロックされ、大きな見せ場は作れなかった。

 地元紙「アウクスブルク・アルゲマイネ」は、宇佐美を「採点なし」としている。出場時間の短さと見せ場の乏しさから点数を与えなかった。

 寸評では「ディルク・シュスター監督はコールの退場時に彼を投入した。宇佐美は再び待たなければならない。課題が山積している攻撃面を再生させなければいけなかったが、特筆すべきアクションはなかった」と厳しい評価を下している。

 13位のアウクスブルクは故障者が続出し、代表活動なども重なって一時練習試合もできないほどの人員不足に陥った。10試合連続で出番なしから、3試合連続で途中出場となった宇佐美は、このチャンスで目に見える結果を出したいところだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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