古橋亨梧の“FK壁”問題 CL初戦で失点…セルティック監督が今後の対応に見解

セルティックの古橋亨梧【写真:ロイター】
セルティックの古橋亨梧【写真:ロイター】

ロジャーズ監督は「最も小さい選手が入っていないことを確認しないといけない」と言及

 スコットランド1部セルティックは、現地時間9月19日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節でオランダ1部フェイエノールトと対戦し、0-2で敗れた。直接フリーキック(FK)から先制点を許したなか、日本代表FW古橋亨梧が壁に入っていたことが議論を呼んでいる。これに対して、ブレンダン・ロジャーズ監督が自身の考えを口にしている。スコットランドメディア「デイリー・レコード」が報じた。

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 2人の退場者を出したセルティックはフェイエノールトに敗れたなか、この試合の前半終了間際、セルティックはオランダ代表FWケルビン・ステングスに直接FKを決められて先制点を許したが、身長の低い古橋が壁に入っていたことが議論の的となっている。

 FKからの失点に関して、元イングランド代表GKジョー・ハートは、自身の責任があることを認めたが、ロジャーズ監督は「彼はとても経験のあるGKだ。ただ、あの瞬間に失点してはいけなかった。それでも、彼に対して疑いはない。彼はとても正直な男だからだ。あれだけのレベルの相手に全力を尽くしたのだから、私たちは全員ががっかりしている」「FKの時点までは相手のレベルに対応できていた。ジョーがセーブしたり、FKをミスしていれば、確実に笛が鳴り、難しい試合でいい形になっていた。あの瞬間と次の15分で1人少なくなった時が、試合の流れを変えた」とコメントした。

 古橋を壁に入れたのがハートだったかについては、言及を避けたロジャーズ監督だが、「私は選手たちが試合中に決断することを好む。なぜなら、選手は計画されていたものとは別に、何かが起きると察することがあるからだ。それは理解しないといけない」と言いつつも、「ただし、壁を作る際には最も小さい選手が入っていないことを確認しないといけない」と、大柄な選手が揃うなかで170センチの古橋が壁に入るべきではないという考えを示していた。

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