冨安が「いかに貴重な存在であるか…」 アーセナル専門メディアが代表期間の“勝者”に選出「間違いなくボスの目に留まる」

アーセナルでプレーする日本代表の冨安健洋【写真:Getty Images】
アーセナルでプレーする日本代表の冨安健洋【写真:Getty Images】

ドイツ戦ではMOMに輝く圧巻のパフォーマンス

 日本代表DF冨安健洋(アーセナル)は、9月の欧州遠征のドイツ代表戦(4-1)でフル出場し試合のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にも選出された。続くトルコ代表戦(4-2)でも後半途中からピッチに立って試合をしっかり締めたなか、アーセナル専門メディア「Pain In The Arsenal」が代表期間で成功を収めた選手の1人として冨安を紹介している。

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 怪我などもあり、カタール・ワールドカップ(W杯)以来の代表戦となった冨安。ドイツ戦では安定したパフォーマンスで最終ラインを統率。MFレロイ・サネとのマッチアップで守備能力の高さを示したとともに、高精度のフィードで攻撃の起点にもなった。

 トルコ戦ではベンチスタートとなったが、後半途中から出場するとバランスを崩した日本の守備を立て直す。MF遠藤航(リバプール)とともに全体を安定させ、4-2の勝利を確実なものにしている。

「Pain In The Arsenal」では、代表活動に参加したアーセナルの選手のなかで、「勝者と敗者」を紹介。冨安は真っ先に“勝者”に分類され、同メディアからパフォーマンスに高い評価が与えられている。

「日本がトルコに4-2で勝利した試合では11分間しかプレーしなかったが、ヴォルフスブルクでドイツに4-1で勝利した試合では、一際目立つ活躍を見せた。4バックの左サイドのセンターバックとして起用された冨安は、見事なプレーを披露した。堅実で、推進力があり、安心感のあるアーセナルの男は、ディー・マンシャフト(ドイツ)の攻撃陣の障害となった」

 冨安はクラブで現在、スタメンではなくサブ的な立ち位置にいる。「ユリエン・ティンバーの負傷にもかかわらず、冨安は今シーズンもアーセナルで単なる端役を演じてきた」と、同メディアでも現状を伝えつつ、「しかし、この日本代表は間違いなくボスの目に留まるような大活躍を見せた。代表戦では冨安の多才ぶりが際立っており、ガナーズ(アーセナル)にとって彼がいかに貴重な存在であるかを示した」と称賛していた。

 ほかに、“勝者”と評されたのはDFガブリエウ・マガリャンイス(ブラジル代表)とMFマルティン・ウーデゴール(ノルウェー代表)。一方、“敗者”として紹介されたのはDFウィリアム・サリバ(イングランド代表)、FWエディ・エンケティア(英代表)、そしてアーロン・ラムズデール(英代表)やダビド・ラヤ(スペイン代表)らGK陣だった。

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