噂に上がる三笘のビッグクラブ移籍、ロマーノ氏がメディア報じる憶測を一蹴

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は今夏の移籍市場でビッグクラブへの移籍も噂されたなかで、ブライトンに残留した。契約延長に向かっているとも伝えられているなかで、移籍のスペシャリストとして知られるイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が三笘の去就について言及している。英メディア「Caughtoffside」が報じた。

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　三笘に関しては、王者マンチェスター・シティやアーセナル、リバプールらが主力選手の退団を受けて代役として獲得するのではという噂が複数上がっていた。今夏は残留したが、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター（リバプール）や、エクアドル代表MFモイセス・カイセド（チェルシー）に続いてステップアップする選手として注目度は高い。

　ここ数日は三笘がブライトンとの契約延長に向かっていると現地でも報道されていたなか、ロマーノ氏もクラブは三笘との契約延長を希望しており、現時点で具体的な移籍の話は全くないとコメントしていた。

「リバプールが注目しているというブライトンの三笘薫についての噂を尋ねてくるファンも多い。私が知る限り、現時点では何もないよ。今日も聞いてみたが、選手側にもクラブ側にも何も報告はなかった。ブライトンは三笘のことが大好きだし、長期契約で彼に残ってほしいと思っている。トップクラブが彼を追いかけるのは当然のことだが、エバン・ファーガソンや三笘については1週間に10件以上の噂が上がってくる。ただ、今月も来月も何も起きないよ」

　ロマーノ氏は三笘が「ブライトンに100%集中している」とし、「彼らは三笘の価格について話すのさえ望んでいないよ」と三笘とブライトンが相思相愛の関係にあることを強調していた。

　今季開幕4試合で1得点3アシストと序盤からフルスロットルの活躍を見せている三笘。今後のパフォーマンスによっては冬の移籍市場でも去就問題が過熱しそうだが、当面は“シーガルズ”での戦いに集中することになりそうだ。