「正直、あらゆる点で日本が上だった」 衝撃4失点…ドイツ代表主将ギュンドアンが脱帽「それが現実だ」

キャプテンマークを巻いたイルカイ・ギュンドアン【写真:Getty Images】
キャプテンマークを巻いたイルカイ・ギュンドアン【写真:Getty Images】

日本に1-4と完敗「我々は個人的なミスも多かった」

 日本代表は現地時間9月9日(日本時間10日)、敵地ヴォルフスブルクで強豪ドイツ代表と国際親善試合を行い、4-1と完勝した。敗れたドイツ代表のキャプテンを務めるMFイルカイ・ギュンドアンは「正直、あらゆる点で日本のほうが上だった」と脱帽した様子で語っている。ドイツメディアが伝えた。

 カタール・ワールドカップのグループリーグで対戦し、日本が2-1とドイツを撃破。それ以来の再戦となったなか、MF伊東純也とFW上田綺世のゴールで前半を2-1で折り返し、後半には途中出場のFW浅野拓磨とMF田中碧もゴールを奪い4-1と完勝した。

 一方のドイツ代表はカタールW杯以降の6試合で1勝1分4敗(ペルー戦2-0、ベルギー戦2-3、ウクライナ戦3-3、ポーランド戦0-1、コロンビア戦0-2、日本戦1-4)と苦戦が続く。

 ドイツメディア「bulinews」やドイツ国際公共放送「ドイチェ・ヴェレ」は試合後のコメントを紹介。日本戦で先発フル出場したギュンドアンは、「正直、あらゆる点で日本のほうが上だった」と称賛しつつ、「我々は個人的なミスも多かった」と肩を落とした。

「野心と現実のギャップはまだ大きい。今はまだ十分ではない。それが現実だ」と続けており、低空飛行が続くドイツ代表の現状について言及。ハンス・フリック監督の手腕に疑いの目が向けられているなか、「彼はモチベーションが高く、素晴しいスピーチもする。監督の問題ではない。チームも自問しなければならない」と擁護し、自分たちのパフォーマンスに課題を見出していた。

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