レアルのC・ロナウドに185億円の脱税疑惑 天敵シャビは「天文学的な金額じゃないか」と皮肉

C・ロナウドは租税回避地に肖像権収入を申告 バルサのレジェンドもその額に驚愕

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは租税回避地に肖像権収入1億5000万ユーロ(185億円)を申告する脱税疑惑が浮上しているが、バルセロナのレジェンドである元スペイン代表MFシャビ・エルナンデスは「天文学的な金額じゃないか」と驚愕している。

 C・ロナウドやジョゼ・モウリーニョ監督の脱税疑惑がフットボール界で話題に上がるなか、レアルの天敵は黙っていなかった。シャビはスペイン地元ラジオ局「RAC1」の取材に応じ、「クリスティアーノには驚かされた。天文学的な金額じゃないか」と皮肉を込めて語ったという。

 185億円という巨額の脱税疑惑に、マエストロは毒舌を通り越して絶句している。自分自身については「僕は法律の規制にいつも沿おうとしている」と主張。バルセロナ時代の僚友FWリオネル・メッシ、ネイマール、DFハビエル・マスチェラーノらにも脱税疑惑がかかるなか、マエストロは潔白を主張している。

 シャビはC・ロナウドとの対立関係を鮮明にしている。メッシとの比較について「同じレベルにない」と鋭く指摘すると、イラついたロナウドは「彼は一度もバロンドールを手にしてない。自分は3回獲得している」と攻撃。シャビも「クリスティアーノはあまりよく捉えなかったようだけれど、自分の考えは変わらないね」と対応するなど論戦の経緯があった。

 シャビ対ロナウドという舌戦は、シャビの“天文学的”発言でさらに加熱するかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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