ドルト時代の輝きを取り戻し始めたムヒタリアン “筋力アップ”でプレミアリーグ仕様に進化

移籍後の不遇にも腐らず、ジムでのトレーニングに励み6ポンドの筋力アップ

 マンチェスター・ユナイテッドのアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンは負傷などにより1カ月半ほどの沈黙を経て、ようやくドルトムント時代の輝きを取り戻しつつある。復調の陰には、不遇にも腐らずに取り組んだ筋力アップが影響しているという。英紙「ザ・サン」が報じた。

 今季ドルトムントから目玉補強の一人としてユナイテッドに加入したムヒタリアン。しかし、代表戦で負傷した影響などで9月中旬から11月に入るまで1カ月半ほど出番なしの状況が続いていた。

 そして、11月30日のリーグカップ準々決勝のウェストハム戦(4−1)では2アシストを記録するなど復活の兆しを見せている。リーグ戦3試合連続ドローとチームはいまひとつピリッとしない状況だが、この停滞期を打破する存在として期待が懸かっている。

 復調の影には必死のハードワークがあった。レポートによれば、ジョゼ・モウリーニョ監督からプレミアリーグで戦う準備ができていないと指摘されていたムヒタリアンは、メンバー外となっていた間にジムで筋力トレーニングに励んだ。その結果、6ポンド(=約2.7キログラム)の筋力アップに成功。強靭な肉体を手にしたことが、最近のハイパフォーマンスにつながっているという。

 昨季は公式戦52試合で23得点32アシストと圧巻の攻撃性能を見せつけたアタッカーはプレミアリーグ仕様に進化を遂げた。14節を終え6位と出遅れるチームの救世主となれるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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