吉田にレギュラー確保の大チャンスが到来か サウサンプトンDF、今冬の移籍市場で流出濃厚
バイアウト契約は35億円に設定 ユナイテッド、シティ、エバートンが獲得に名乗り
日本代表DF吉田麻也が所属するサウサンプトンでレギュラーポジションを確保しているDFフィルジル・ファン・ダイクだが、バイアウト条項(契約買い取り)が2500万ポンド(約35億円)に設定され、冬の移籍市場での流出が濃厚だという。英紙「サンデー・ピープル」が報じている。
ファン・ダイクはプレミアリーグで安定したパフォーマンスを見せており、評価が日に日に急上昇している。しかし、バイアウト条項は2500万ポンドと設定されていたという。そのため、強豪クラブにとってはマネーゲームに発展することなく獲得が可能な選手となり、冬の移籍市場での流出が濃厚になったとされている。
現在、ファン・ダイクの獲得に名乗りを上げているチームは、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、エバートンの3チームだという。すでに移籍金を支払う準備は整っているとして、選手個人との契約条件での争奪戦となりそうだ。
サウサンプトンにとっては痛い流出になるが、吉田にとってはレギュラー確保の大チャンスになる可能性が高い。今季はUEFAヨーロッパリーグを中心に出場している吉田が、プレミアでコンスタントに出場機会を得られるようになるかもしれない。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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