小林一人が先を予測し、ゴールを奪う

　小林は移籍後初ゴールについて「新しい自分を見つけることができた」と記している。そのゴールは味方のシュートに反応したものだが、シュートモーションに入った瞬間、周りがその動きを注視するなか、小林ただ一人が先を予測してゴール前に走り込んでいた。その結果、ポストに当たった跳ね返りを難なく流し込み、移籍後初ゴールを奪っている。

　こぼれ球に反応する形を「カッコいいゴールではなかった」と表現した形だが、新たな形からの一撃に一定の手応えを掴んだようで、これを機にゴール量産となるだろうか。

　また、小林は初ゴールにあたって周囲への感謝も口にしており、「支えてくれているチームメイト、コーチングスタッフ、そしてサポーターに感謝したいです！　ありがとう！」と結んでいる。

ミラン本田のFKを海外メディアが「ゴールへ導くパス」と称賛　左サイドの先発ニアングは酷評

「宇佐美は有力な選択肢」　アウクスブルク監督が3カ月ぶりの起用で才能を再認識

内田が“12.8復帰”へ前進！　「彼には大きな望みを持っている」とシャルケ幹部が出場示唆

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images