4戦5発のベリンガム、今季15ゴールに到達? レアル指揮官が大胆予想「驚きではない」
後半アディショナル5分にベリンガムが決勝ゴール
スペイン1部レアル・マドリードは現地時間9月2日、ラ・リーガ第4節でホームにヘタフェを迎え撃ち、2-1の勝利を収めた。この試合でもイングランド代表MFジュード・ベリンガムが得点を挙げたなか、指揮官が試合後に同選手の今季ゴール数を予想している。
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本拠地サンティアゴ・ベルナベウの改修工事の関係で、9月に入り今季ホーム開幕戦を迎えたレアル。この試合では、前半11分に自陣深くの連係ミスからボールをヘタフェFWボルハ・マジョラルに奪われ失点を許す。出鼻を挫かれる形となったレアルは前半で試合を振り出しに戻すべくゴールに迫るも、相手GKダビド・ソリアの好セーブに阻まれなかなか得点を奪えない。
1点ビハインドで迎えた後半、同2分にレアルFWホセルがコーナーキックの流れからネットを揺らして同点に。ホセルにとっては嬉しい今季初得点となった。ただその後は、後半頭から途中出場のMFトニ・クロースを中心にレアルが相手陣内での圧力を強めるが勝ち越しの1点が遠い。
そのままホームでの痛い引き分けかと思った後半アディショナルタイム5分、ベリンガムがこの日も輝きを放つ。敵陣左サイドからのスローインをFWルーカス・バスケスが受けると、ドリブルで中に切れ込みミドルシュート。ソリアがこれを弾いたところにベリンガムがいち早く反応し、決勝ゴールをマークした。ベリンガムはこれで今季5点目。開幕から4試合連続ゴールと勢いが止まらない。
そんな絶好調のベリンガムにレアルを率いるカルロ・アンチェロッティ監督も言及。試合後のコメントをスペイン紙「マルカ」が報じている。
アンチェロッティ監督はまず、ベリンガムの活躍について「クオリティーを考えれば驚きではない」と述べ、あくまでも“想定内”との見解を示した。さらに、今季の予想ゴール数をこう語っている。
「彼(ベリンガム)は問題なく15ゴールには到達するだろう。動き方が上手いから、それが得点を量産できている理由だろうね。物分かりがいい選手だし、我々の方から多くを教える必要なんてないんだ」
指揮官からも絶大な信頼を寄せられるベリンガム。今季15ゴール以上を挙げることができるか、今後の活躍に注目が集まる。