上田綺世は「ベンチにいるにはもったいない」 フェイエノールトOBがライバルFWの心を“代弁”
元オランダ代表MFファン・ハネヘム氏はヒメネスと上田の関係性を歓迎
オランダ1部フェイエノールトに移籍した日本代表FW上田綺世は、リーグ戦では途中出場が続いている。そのなかで、同僚であるメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスのあるプレーから、「上田がベンチにいるには勿体ない選手だと分かっている」と感じ取れたとクラブOBが語っている。オランダメディア「voetbalzone」が伝えた。
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フェイエノールトは、リーグ戦でここまで8月に獲得したヒメネスが先発出場し、3試合で3ゴールを記録。同じく新加入の上田は、3試合で計58分のプレー時間にとどまっている。
そのなかで、現地時間8月27日のリーグ第3節アルメレ・シティ戦(6-1)、上田は試合終盤にヒメネスとの連係プレーでゴールに迫る場面があった。初得点とはならなかったが、クラブOBの元オランダ代表MFヴィレム・ファン・ハネヘム氏は「ヒメネスは終盤、いいポジションで上田にパスした。ヒメネスにとって上田はライバルだけど、チーム全体のことを優先した。上田がベンチにいるにはもったいない選手だと、ヒメネスも分かっている。だから、あの瞬間は嬉しかった。彼らはまた一緒にプレーしたいと思っているだろうし、そうあるべきなんだよ」と2人の関係性を歓迎した。
記事によれば、ヒメネスは「フェイエノールトでは、常にプレッシャーを感じている。常に勝たなければならない」と語ったという。
そのヒメネスも、9月から始まるUEFAチャンピオンズリーグでは2試合の出場停止処分があるため、「ヒメネスの代役として、上田はチャンスを得ることになりそうだ」と予想されている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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