ウェストハム戦で3試合連続先発も、堅牢な守備を前に沈黙

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は現地時間8月26日のプレミアリーグ第3節ウェストハム戦で開幕から3試合連続先発出場を果たした。チームは敵地で1-3と敗れて今季初黒星を喫したなかで、三笘もウェストハムの堅牢な守備を前に沈黙となった。

　開幕2連勝で首位に立っていたブライトンだが、前半19分にミスが絡んで失点し、先制を許した。後半立ち上がりに三笘のクロスからフリーになったアイルランド代表FWエバン・ファーガソンが頭で合わせたが、この決定機はウェストハムGKアルフォンス・アレオラのビッグセーブに防がれた。

　すると後半13分にMFジャロッド・ボーウェン、同28分にFWミカイル・アントニオにそれぞれカウンターから得点を許す苦しい展開に。反撃はMFパスカル・グロスの1点にとどまり、1-3で今季初黒星となった。

　三笘は随所で持ち味を発揮して左サイドからチャンスを演出していたが、得点にはつながらなかった。英地元メディア「Sussex world」の選手採点で三笘は10点満点中の6点、及第点の評価となった。

「ウェストハムはこの男を沈黙させるためによくやった。このトリッキーなウインガーはファーガソンが決められそうだったものなど、いくつか危険なクロスを上げた」

　開幕2試合で1得点2アシストをマークするなど絶好調の三笘。動きにキレはあったが、衝撃ドリブル弾を決めた前節のウォルバーハンプトン戦（4-1）から一転、ウェストハムの堅い守備に苦戦を強いられた。