「この日本人選手のためにスタジアムに行くべき」 久保建英、高技術光るアシストに海外驚嘆「何かが起こる」

ソシエダでプレーする久保建英【写真:Getty Images】
ソシエダでプレーする久保建英【写真:Getty Images】

現地メディアが久保のプレーを大絶賛

 スペイン1部レアル・ソシエダは、現地時間8月19日に行われたラ・リーガ第2節でセルタと対戦し、1-1のドローで終わった。スタメン出場した日本代表MF久保建英は先制弾をアシストし、2戦連続でマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)の活躍。スペインメディア「RELEVO」はここまで勝利を挙げられていないチームに懐疑的ながら、久保1人については「この日本人選手のためにテレビを付けたり、チケットを払ってスタジアムに行くべき」と大絶賛している。

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 昨季4位と躍進し、今季も上位進出を目指すソシエダは開幕節でジローナとドロー。初勝利を目指すなかホームにセルタを迎え撃った一戦は、開始からソシエダが主導権を握る展開が続く。すると前半22分に久保が右サイドからドリブルで仕掛け右足でクロスを上げると、中で待っていたFWアンデル・バレネチェアが頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。

 後半に入ると、セルタが攻勢を強め幾度となくソシエダゴールに迫る。久保は後半34分に交代でピッチをあとにしていたなか、後半アディショナルタイム(AT)には立て続けにシュートを打たれGKアレックス・レミロが再三防ぐも、同AT4分にコーナーキックの流れから追い付かれた。試合はそのまま1-1のドローで終了。ソシエダは2戦連続先制しながらも追いつかれ、今季初勝利を逃した。

 そのなかで同メディアは久保について報道。「毎週末素晴らしいストーリーが繰り広げられます。そのうちの1人は久保。彼についてもっと話しましょう」として「この日本人選手のためにテレビを付けたり、チケットを払ってスタジアムに行くべき。彼がボールを受け取る度に何かが起こる。フェイントで、彼はエンドラインに向かって進み、フラットで強力かつ正確なクロスを打つので、バレネチェアはそれをプッシュするだけで済んだ。アクションは簡単な文で要約できるが。『14』には頭を上げる時間がなかった。しかし、彼は味方の場所を分かっていた」と、正確に上げたアシストを大絶賛した。

 昨シーズンに続き、好パフォーマンスを発揮している久保について現地はすでに期待感でいっぱいのようだ。

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