ジダンがレアルの17歳神童を称賛 「自らの特性を発揮し、素晴らしいプレーを見せた」

6-1と大勝した国王杯のレオネッサ戦にウーデゴールがフル出場

 レアル・マドリードは現地時間11月30日に、スペイン国王杯4回戦第2戦で3部クルトゥラル・レオネッサと対戦し、ジネディーヌ・ジダン監督の長男MFエンツォ・ジダン・フェルナンデスのトップチーム初ゴールなどで6-1と大勝した。公式サイトによると、試合後にジダン監督は会見で「息子にとって幸せだ」と語りつつも、17歳の神童MFについて称賛している。

 3日後にバルセロナとの「エル・クラシコ」を控えていることもあり、ジダン監督はエースFWクリスティアーノ・ロナウドら主力の一部を温存。ノルウェーの神童FWマルティン・ウーデゴールやMFマルコ・アセンシオ、マリアーノ、DFアルバロ・テヘロといった若手を積極的に起用した。

 試合は開始わずか23秒でマリアーノがネットを揺らし、国王杯でのクラブ史上最速ゴールをゲット。その後は出番に恵まれないMFハメス・ロドリゲスらがゴールを挙げ、3-1で前半を折り返した。ジダン監督は後半開始から愛息子のMFエンツォを投入し、トップチームデビューさせた。すると後半18分、流れるようなパスワークからゴール前でパスを受けたエンツォが右足のシュートでネットを揺らし、初ゴールも記録した。

 ジダン監督は試合後の会見で「エンツォについては父としても、監督としても誇らしい。同様に今夜のチーム全体を誇りに思う」と愛息の活躍と勝利を喜びつつも、「ウーデゴールやアルバロといった選手全員に満足している」と、彼らの初陣にも満足げな様子だった。

 

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