ジダンが長男のレアルデビュー&初ゴールを祝福 「父としても、監督としても誇らしい」
21歳のエンツォがスペイン国王杯で公式戦デビュー弾
レアル・マドリードは現地時間11月30日に、スペイン国王杯4回戦の第2戦で3部クルトゥラル・レオネッサと敵地で対戦。第1戦で7-1と大勝していたレアルは、この試合でもドミニカ共和国代表FWマリアーノ・ディアスのハットトリックと、指揮官の長男である21歳のMFエンツォ・ジダン・フェルナンデスのトップチーム初ゴールなどで得点を重ね、6-1で勝利した。
3日後にバルセロナとの「エル・クラシコ」を控えていることもあり、ジダン監督はエースFWクリスティアーノ・ロナウドら主力の一部を温存。ノルウェーの神童FWマーティン・エデゴーやMFマルコ・アセンシオ、マリアーノ、DFアルバロ・テヘロといった若手を積極的に起用した。
試合はキックオフから1分も立たないうちに、アセンシオのパスからマリアーノがネットを揺らして先制した。スペイン紙「マルカ」によれば、この一撃は試合開始わずか23秒でのゴールで、国王杯でのクラブ史上最速ゴールと報じた。同23分にはDFダニエル・カルバハルの右クロスをMFハメス・ロドリゲスがヘディングで押し込んで追加点。同42分にはマリアーノが右足の強烈なシュートで、この日2点目を奪った。
前半を3-1で折り返すと、ジダン監督は後半開始と同時にMFイスコに代えて愛息子のエンツォを投入し、トップチームデビューさせた。すると後半18分、流れるようなパスワークからゴール前でパスを受けたエンツォが右足のシュートでネットを揺らし、初ゴールも記録した。同42分にはマリアーノがヘディングシュートを決めてハットトリックを達成。終了間際にはオウンゴールも決まり、最終的に6-1で圧勝し、国王杯ベスト16に駒を進めた。
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