久保建英がU-19代表のアルゼンチン遠征へ出発 内山監督は起用を明言、飛び級デビューが濃厚に

 

U-20W杯南米予選を控えるU-19アルゼンチン代表と二度の親善試合を予定

 U-19日本代表は30日に千葉県内で練習を行い、アルゼンチン遠征へと出発した。1997年生まれ以降で構成される同代表は、2020年の東京五輪で主力となる世代。日本は来年5月に韓国で開幕されるU-20ワールドカップ(W杯)出場も決定している。

 チームを率いる内山篤監督は、中学生で史上初のU-19日本代表入りを果たしたFW久保建英(FC東京U-18)について、今回のアルゼンチン遠征での起用を明言。遠征は今月30日から12月10日までとなっており、敵地でU-20W杯南米予選を控えるU-19アルゼンチン代表と二度の親善試合を行う予定だが、久保の飛び級デビューが事実上決まった形だ。

 出発前の千葉県内での練習後、内山監督は久保の抜擢についてこう口を開いた。

「マイナスな部分を考えたらキリがないが、J3も経験している。徐々に日にちが経てば(差も)埋まっていくと思う。海外で言えば17歳で代表にデビューしている選手がいる。それがすぐに当てはまるわけではないが、そういった部分では年齢が上がっていけば差が縮まっていくことは十分にある」

 

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