バイエルン会長がマンUを糾弾 英雄シュバイニーへの冷遇は「罰せられるべき」

クラブ会長の座に返り咲いたヘーネス氏 シュバインシュタイガーの去就にも言及

 バイエルン・ミュンヘンのウリ・ヘーネス会長が、ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーの処遇を巡り、一時トップチームの練習参加を禁じるなどの“パワハラ”を展開していたジョゼ・モウリーニョ監督とマンチェスター・ユナイテッドについて、「罰せられるべき」と糾弾。また、かつての英雄が今季限りで現役を引退する可能性も明らかにしている。独衛星放送「スカイスポーツ・ドイツランド」が報じた。

 2014年に脱税事件で有罪となって収監され、今年釈放されたヘーネス氏は、今月バイエルンの会長に返り咲いていた。チームのファンクラブの会合に出席すると、かつてのバイエルンの英雄が今季冷遇されている現状について触れ、ユナイテッドを糾弾した。

「もしも私が彼なら、最終日までマンチェスターの人々に給料を払わせる。彼に対する仕打ちを考えれば、このクラブ(ユナイテッド)には相応しい。彼らは罰せられるべきだ」

 ヘーネス氏はこう語った。今季ユナイテッドの監督に就任したモウリーニョ氏は、シュバイニーの愛称で知られるベテランをシーズン開幕前にトップチームのロッカールームから追放。個別練習を強いるなどの“パワハラ”によって、世界中から非難の声が上がっていた。

 

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