加入から計37回の離脱、通算離脱878日間! まるでガラスの肉体…シティのコンパニが再び負傷
19日のクリスタルパレス戦で負傷したコンパニ 1年平均で3回から4回は離脱
マンチェスター・シティの主将であるベルギー代表DFバンサン・コンパニは、19日のクリスタルパレス戦で味方GKクラウディオ・ブラーボと接触して負傷交代。さらに膝の負傷が発覚して離脱となったが、英衛星放送局「スカイ・スポーツ」は、この離脱が加入以来37回目になると報じている。
コンパニは2008年にシティ加入後、リーグ制覇などに大きく貢献してきた。ハードマークと強烈なタックルを信条とするタイプだが、その代償と言えるのか負傷が非常に多い。加入から今季で9年目を迎えるなか、コンパニが負傷離脱した回数は37回を数えるという。1年平均で3回から4回は離脱している計算になり、まるで“ガラスの肉体”で戦ってきたかのようだ。
さらに同局は、その通算離脱日数が878日間に達したと報じた。これは、約2年5カ月分の日数になる。今夏の欧州選手権を負傷で出場断念するなど、ビッグトーナメントを逃した経験もあり、コンパニのキャリアにおいて負傷との戦いは大きなテーマになっている。
今季、シティの監督にペップ・グアルディオラが就任したが、欧州選手権を欠場するに至った負傷から復帰が遅れたうえ、リーグわずか3試合目の出場にしてまたも離脱してしまった。主将を欠く戦いが続いているシティは、それでも首位チェルシーから勝ち点差1の3位につけているが、リーグ後半戦のピッチにコンパニは継続的に立っているのだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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