決勝弾を演出のシティMFフォーデン、後半途中出場でペップ監督が与えた課題とは? 「いつもと同じだが…」

決勝ゴールを演出したフィル・フォーデン【写真:徳原隆元】
決勝ゴールを演出したフィル・フォーデン【写真:徳原隆元】

後半41分にデザインされたセットプレーで、ラポルテの決勝弾を演出

 イングランド1部プレミアリーグの王者マンチェスター・シティは、7月26日に国立競技場でドイツ1部ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンと国際親善試合を実施。2-1で勝利したゲームの後半から出場したシティのイングランド代表MFフィル・フォーデンは、「フィットネスは今1つだったが、何とか真っ当な試合をしたいと思った」と試合を振り返った。

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 シティは前半にMFジェームズ・マカティーのゴールで先制。ハーフタイムにはGKエデルソンとMFベルナウド・シウバ、前半途中出場のアカンジを除く8人を交代したが、フォーデンもこのタイミングでピッチに立った。ジョゼップ・グアルディオラ監督からは「いつもと同じだが、しっかりとパスを回してポケットにボールを入れること。ボールを失わないこと。どうしても攻守の転換の時に弱くなってしまう瞬間があるので、ボールをしっかり持つようにするということ」が指示として授けられたと話している。

 高温多湿な日本の夏に行われただけに全体的な試合のペースはあまり上がらなかった。後半36分にはバイエルンに同点ゴールも許したが、後半41分にはデザインされた右ショートコーナーからフォーデンがペナルティーエリア内に切り込んだ。シュートは相手GKに阻まれたが、こぼれ球をDFアイメリック・ラポルテが押し込む形となっている。

 フォーデンは「勝ててとてもうれしい。今日は両サイドで楽しむことができた。フィットネスは今1つだったが、何とか真っ当な試合をしたいと思った」と、23日に横浜F・マリノスと国際親善試合を戦ってから中3日のゲームについて話した。

 シティはこれで来日してのゲームを終え、この後は韓国に移動してスペインの強豪アトレティコ・マドリードと対戦。その後はコミュニティシールドを経てプレミアリーグの開幕に備えていく。

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