ユナイテッドDF、強烈なタックルで“一触即発” 乱闘騒ぎに英注目「ウーデゴールが激高」「リスペクトと気品が全くない」

マンUでプレーするアルゼンチン代表のリサンドロ・マルティネス【写真:Getty Images】
マンUでプレーするアルゼンチン代表のリサンドロ・マルティネス【写真:Getty Images】

マンUマルティネスが相手FWサカへの激しいチャージで警告を受ける

 イングランド1部マンチェスターユナイテッドは、現地時間7月22日に同1部アーセナルとのプレシーズンマッチを行い2-0で勝利した。新シーズンへ弾みを付けたなか、アルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスのタックルを皮切りに起こった「乱闘騒ぎ」が英国でも話題を呼んでいる。

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 ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが主将を務めた試合は、前半30分に自らのゴールでユナイテッドに先制点をもたらす。さらに7分後には、相手のクリアミスをかっさらい、イングランド代表MFジェイドン・サンチョが追加点を奪った。後半はスコアが動かず、2-0でユナイテッドが勝利を挙げている。

 そうしたなか、前半大きな話題となったのは得点ではなくマルティネスのタックルシーンだった。アーセナルのイングランド代表FWブカヨ・サカに対し、ルーズボールを巡って横から激しいチャージ。両者は対立し、一触即発の事態となった。

 近くにいたアーセナルのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールもこの行為に怒りを露わにして詰め寄る。両チームの複数選手が集まる騒ぎのなか、タックルをお見舞いしたマルティネスにはイエローカードが提示されている。

 英メディア「スポーツ・バイブル」では「このアルゼンチン人DFはアグレッシブでフィジカルコンタクトを好むことで知られているが、サカを真っ向からかわしたときも、その通りだった。強烈なタックルを見舞い、乱闘騒ぎを起こした」とこのシーンを取り上げ、SNS上のファンの声を紹介した。

「激しい親善試合であることもわかるが、マルティネスはこの試合であのようなチャレンジに出るべきじゃない」
「リラックスしろ、ただの親善試合だ」
「リスペクトと気品が全くない」

 さらに英紙「デイリー・ミラー」は「ウーデゴールが激高。マルティネスと対立」といった見出しで事象を取り上げる。「アーセナルのキャプテンはすぐにマルティネスと対峙し、不快感を示すために彼を突き飛ばした。その後、メイソン・マウントを含む両軍の選手たちが絡むと、マルティネスは立ち向かった」と荒れた試合模様に注目していた。

 チームの勝利の一方、前半のタックルで批判を浴びることになったマルティネス。本戦では、味方を救うプレーで存在感を示してほしいところだ。

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