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かつて日本でプレーの元韓国代表FW、飲酒当て逃げ犯を捕まえる スリッパで約1kmをダッシュ…警察が感謝
韓国の複数メディアが報じる
かつて大宮アルディージャでプレーした元韓国代表FWイ・チョンス氏が飲酒当て逃げ犯を捕まえた。韓国紙「中央日報」や同国紙「朝鮮日報」など複数のメディアが報じている。
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イ・チョンスは国内クラブだけではなく、かつてスペインのレアル・ソシエダやオランダのフェイエノールトなどにも所属。2010年、翌11年には大宮でプレーし、J1通算43試合8ゴールの結果を残している。
かつては暴行事件を起こすなど“悪童”のイメージもあるイ・チョンス氏は、2015年に現役引退を表明。サッカー解説者などを務めている。
そんななか、韓国メディアはイ・チョンス氏が深夜に雨の中、飲酒事故を起こした犯人をスリッパで1kmほど走って捕まえたと報じた。ソウルのオリンピック大路で、帰宅途中だったイ・チョンス氏は、高齢のタクシー運転手が「その人を捕まえてほしい」と叫んでいた声を聞き、車を降りて追いかけたという。
「朝鮮日報」は2020年の芸能番組で注目された90m走対決の結果を報じ当時の記録は10.28秒だったとした。2013年仁川ユナイテッドでプレーしていた時は瞬間最高速度32.6kmを計測したこともあったという。このスピードは100m換算すると11秒程度だという。
いずれにしても現在41歳ながらそのスピードは健在で、警察から感謝の言葉も伝えられたようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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