「ミランに来てくれ」 去就揺れる鎌田大地、3年前の“メッシ風”ドリブルアシストに再脚光「クレイジー」

鎌田大地の超絶アシストに注目【写真:Getty Images】
鎌田大地の超絶アシストに注目【写真:Getty Images】

20年6月、ヘルタ・ベルリン戦のアシストシーンに海外メディア再注目

 ドイツ1部フランクフルトと契約満了となった日本代表MF鎌田大地は、新シーズンの去就が揺れている。欧州で注目を集めるなか、海外では3年前の“3人抜きドリブル”に再脚光。ファンからさまざまな声が集まっている。

 フランクフルトでUEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)へ出場などチームの躍進に大きく貢献してきた鎌田を巡っては、イタリア1部ACミランがこれまで移籍先の有力候補とされてきた。

 しかしミランは、先にチェルシーのMFルベン・ロフタス=チークを獲得。これによりEU圏外選手枠が残り1つとなったことで、鎌田との契約が白紙に戻ったとも伝えられた。

 インテルやローマなど、ほかのクラブからも興味を示されている鎌田。サッカー専門サイト「433」公式インスタグラムが脚光を当てたのは、約3年前に鎌田が披露した“3人抜きドリブル”でのアシストシーンだ。

 2020年6月13日に行われたブンデスリーガ第31節、ヘルタ・ベルリン戦で鎌田が披露した国内外から注目を浴びたワンシーン。相手陣地の左でパスを受けた鎌田は中央への鋭いカットイン。1人目の相手をかわすとさらに縦への急激な方向転換でペナルティーエリア内に侵入。続けざまに2人目、3人目を抜き去り、最後は中央のポルトガル代表FWアンドレ・シルバにラストパス。シルバがバックヒールで流し込む美しいゴールだ。

「433」公式インスタグラムでは「ゴールとアシスト、どっちが優れている?」と問いかけ再脚光。この投稿にファンは、去就未定の鎌田の状況を踏まえつつ、「このアシストなくしてゴールは生まれなかった」「カマダよミランに来てくれ」「メッシアシスト」「クレイジーなアシスト」「全てのディフェンダーのショックを受けた」「どちらも(優れている)」といったさまざまな反応を見せていた。

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