マンU、今夏カイセド獲得へ マウントの移籍交渉が難航…近日中ブライトン側へ接触と英報道

モイセス・カイセド【写真:Getty Images】
モイセス・カイセド【写真:Getty Images】

中盤の補強を画策、マウント獲得交渉の停滞でブライトン21歳へ接触意向か

 イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドが、エクアドル代表MFモイセス・カイセドの獲得に向けて同1部ブライトンにコンタクトを取ると英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

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 今夏に中盤の補強を目論むユナイテッド。イングランド1部チェルシーのイングランド代表MFメイソン・マウントの獲得に積極的だったが、5500万ポンド(約100億円)でのオファーを断られるなど交渉は停滞していた。

 さらにイタリア1部ユベントスと今月末で契約満了を迎えるフランス代表MFアドリアン・ラビオにも関心を寄せていたが、同選手は6月27日に1年間の契約延長を発表。こちらの線も事実上消滅していた。

 今夏の移籍市場で王者マンチェスター・シティはチェルシーからクロアチア代表MFマテオ・コバチッチ、リバプールはブライトンからアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターを獲得。また、アーセナルもウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスの獲得で合意したと報じられたばかり。ライバルたちが中盤の強化を進めるなかで、足踏みのユナイテッドは、カイセド獲得の動きを本格化させるようだ。

「スカイ・スポーツ」によれば、ユナイテッドは今週中にもブライトンへ最初の接触を図り、その後に正式なアプローチを行うと予想されている。ただし、カイセドはチェルシーが狙っている選手ということもあり、マウントの移籍交渉を進展させるための動きとの見方もあるようだ。

 ブライトンの躍進を支えた21歳のカイセドは今夏の目玉選手の1人。今後の動向が注目を集めそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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