W杯予選2連敗のアメリカ代表が監督解任を検討か 後任候補にマンチーニ浮上

中国やイングランド代表監督の候補にも

 だが、今回のW杯最終予選では2連敗スタートという思わぬ苦戦を強いられている。そしてクリンスマン氏を解任した場合の後任には、ロベルト・マンチーニ氏が浮上しているという。

 マンチーニ氏はインテルの監督として今季を迎えるはずだったが、プレシーズン終盤の8月に中国資本が入ったクラブと移籍市場での動きを巡って対立。リーグ開幕まで2週間を切った段階で事実上の解任とされる契約解除で、チームを去っていた。その後、中国代表やイングランド代表、ロシア代表などの各国代表や、河北華夏、上海上港といった中国クラブの監督候補に浮上したが、いずれも実現していなかった。

 1990年イタリアW杯から7大会連続の本大会出場を果たしているアメリカは、予選通過に黄信号が灯っている。サッカー界でも大国化を目指すアメリカは、マンチーニ氏の下での出直しを選択するのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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