PK決着の“パネンカ”に英注目「地球上で最もクールな男」 スペイン代表DF のメンタリティーは「痺れた」

PK戦でパネンカで成功したダニ・カルバハル【写真:ロイター】
PK戦でパネンカで成功したダニ・カルバハル【写真:ロイター】

PK戦の末、強敵クロアチアを下す

 スペイン代表は現地時間6月18日、UEFAネーションズリーグ(NL)の決勝でクロアチア代表と対戦。延長戦でも決着がつかずPK戦へともつれた試合は、0-0(PK:5-4)でスペインが大会初優勝を果たしている。PK最後のキッカーとなったDFダニエル・カルバハルの“パネンカキック”が反響を呼んでいる。

 ともに同大会での初タイトルを懸けた一戦。クロアチアの堅守が目立つゲームは、前後半でお互いにチャンスは作るものの、なかなか決定的なシュートシーンは作れず。それでも後半39分、ペナルティーエリア内フリーでボールを受けたスペイン代表FWアンス・ファティが左足でシュート。しかし相手DFがブロックして間一髪で防いだ。

 そのまま試合は0-0のまま90分で決着がつかず、延長戦へ。年齢層の高いクロアチアの勢いが少し衰えてくるなか、スペインが厚みをかけた攻撃を展開する。それでも、これまで長期戦で場数を踏んできたクロアチアが最後の一歩をやらせず。スコアは動かぬままPK戦へ突入し、GKウナイ・シモンの2本のシュートストップもありスペインが栄光を勝ち取った。

 スペインのPK最後(6人目)のキッカーはカルバハル。GKドミニク・リバコビッチ相手に、大舞台でふわりとボールを浮かせる“パネンカ”でネットを揺らして見せた。優勝を決めた一撃には、英メディア「talkSPORT」も「地球上で最もクールな男だった」と絶賛している。SNS上でもファンから「パネンカ痺れた」「強心臓すぎ」「メンタルも技術も本当に凄い」「何度見てもエグい」「脱帽」と称賛の声が多数あがっていた。

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