ハリル監督が試合勘を失う主力組の特権剥奪を宣言 「躊躇なく、より良い選手を選んだ」

出場機会を失う欧州組に移籍を勧告

 指揮官はクラブでベンチ要員となっている不振の本田と香川を外すことに、躊躇いはなかったと断言している。そして後半に入ってから本田、香川、岡崎を立て続けに投入。本田と香川のパフォーマンスは明らかに精彩を欠いたものだったが、2人は原口の2点目に絡むプレーを見せ、結果的に采配はズバリと的中した。

 「皆さんの想像通りの全員がプレーしたと思う。チームスピリットが良かった。試合後には全員を目の前で祝福した。ある時期は、我々の80%がクラブでプレーしていなかった。3カ月から6カ月間、厳しい状況だった。

 何人かの方は、私が言い訳を探していると記事を書いた。ただ我々は選手のことを完璧に把握している。最後の最後まで、これからはもっと厳しい状況が続く。海外組はもっと頻繁にプレーしてほしい。コンペティションのリズムになってなければ、同じようなことが繰り返される。そしておそらく、先発で使われない。

 ただし、8人、9人をいきなり代えるのは難しい。常に先発を続けていた選手たちが同じ状況になってしまうのは良くない。若手がいきなり出ても難しい。本田、岡崎、香川、全員ですね。クラブで厳しい状況にあるのは知っている。彼らには、先発を取りなさい。先発を取れるクラブに行きなさい。我々の強みは、海外組のプレー機会が多いかで決まる。彼らを本当に信頼している。全員をリスペクトしている。私はチームがスタープレーヤーだと言っている。準備できていない選手を先発から外すことに躊躇はない」

 

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