原口がカズ、呂比須超え! 最終予選新記録の4戦連続弾に「あのシーンは落ち着いてコースも見えた」

大一番で決勝ゴールを叩き込んで勝利に貢献 「勝つために仕事をしたいと思っていた」

 この最終予選で大ブレイク中の男が、大一番で決勝ゴールを叩き込んで日本を勝利に導いた。15日のロシア・ワールドカップアジア最終予選の大一番サウジアラビア戦で、FW原口元気はスタメンフル出場し、後半35分にチーム2点目のゴール。最終予選4試合連続ゴールで、日本の2-1での勝利における立役者となった。

 バヒド・ハリルホジッチ監督が、ACミランFW本田圭佑やドルトムントMF香川真司を先発から外す決断を下し、原口はいつもの左サイドハーフで起用されると、前半から「僕はゴールはおまけというか、日本が勝つために仕事をしたいと思っていた」と献身的に攻守に走り回った。

 それが実ったのは1-0のリードで迎えた後半35分だった。本田とのワンツーで左サイドを抜け出したDF長友佑都のグラウンダーのクロスを、香川がスルーすると後方に入った原口が冷静に相手GKの動きを見極めて右足でゴール左に決めた。これが最終予選ではFW三浦知良とFW呂比須ワグナーの3試合を超えて、日本代表の新記録となる4戦連発ゴールとなった。

 原口はこのゴールを「前半からチャンスがあって決め切れてなかったが、あのシーンは落ち着いてコースも見えて決められた」と、穏やかな表情で振り返った。

 

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