清武&原口弾で日本が首位サウジを2-1で撃破! 勝ち点を10に伸ばし暫定2位に浮上

ゲーム終盤の失点に課題を残す

 ハリル監督は後半から久保に代えて本田を右サイドに投入した。徐々にサウジアラビアが攻撃的な姿勢を見せるなかで、日本はショートカウンターから原口がシュートを打つなどのチャンスを作った。同20分には清武に代えて香川がトップ下に投入された。

 待望の追加点を得たのは同35分だった。本田とのワンツーで左サイドを抜け出したDF長友佑都のグラウンダーのクロスを、香川がスルーすると後方に入った原口が冷静に相手GKの動きを見極めて右足でゴール左に決めた。ハリルジャパンは原口の同予選4試合連続ゴールで、2-0とリードを広げた。

 このままいけば得失点差で上回り暫定首位に浮上したが、同45分、日本は左サイドからシュートを許すと、一度はGK西川周作が足で弾き出したが、こぼれ球を相手FWナシル・アルシャムラニにシュートされ、ゴールライン上で必死にクリアしようとした長友のクリアも及ばずゴールの判定。1点を返された。

 アディショナルタイムには、相手DFオサマ・ハウサウィが2枚目のイエローカードを受けて退場になる荒れた展開になったが、2-1で逃げ切った。日本はこれで勝ち点を10に伸ばし、首位サウジアラビアと並んだが、得失点差で及ばず暫定2位となっている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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