ハリルJに逆風!? W杯予選でサウジに“疑惑のPK”を与えたシンガポール人主審の担当が判明

ゲーム序盤でジャッジの傾向をつかめるか

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督はサウジアラビアを、「彼らの得点の50%はPKかFKだ。かなり気をつけなくてはいけない。彼らはPKを取るスペシャリストだ」と警戒しているが、日本にとっては特に自陣ペナルティーエリア周辺では、守備陣に慎重なプレーが求められると言えそうだ。

 それに加えて日本はDF森重真人(FC東京)とDF吉田麻也(サウサンプトン)の2人がすでにイエローカードを受け、出場停止にリーチがかかっている状態でもある。GK西川周作も「サウジと言えばPKで点を取っている。どんな笛が吹かれるか分からない」と話すだけに、試合の立ち上がりにシンガポール人レフェリーによるジャッジの傾向をつかむことも、勝利を引き寄せるために重要な要素になりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

田口有史●写真 photo by Yukihito Taguchi

 

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