韓国代表キム・ミンジェ、マンU移籍破談? 「PSGが獲得の本命になった」と英報道
マンU移籍へ接近もPSGが横取り? ナポリ側の思惑を含めた動向に注目
韓国代表DFキム・ミンジェは、イタリア1部ナポリからイングランド1部マンチェスター・ユナイテッドへの完全移籍が間近と報じられた。だが、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)がハイジャックを狙うとともに、ナポリもクラブに留めておく希望を捨ててないという。英紙「メトロ」が報じた。
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今シーズン、セリエA、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)など、公式戦45試合に出場したキム・ミンジェは、ナポリの33年ぶりとなるセリエA優勝に大きく貢献。今季のセリエAのベストイレブンにも選出され、リーグ最高のDFと称されている。
ユナイテッドは、イングランド代表DFハリー・マグワイアに代わるセンターバックとして、キム・ミンジェをリストアップ。5000万ポンド(約88億円)の契約解除金を支払う姿勢を見せていた。そうしたなかで、英紙「テレグラフ」は、「PSGがキム獲得の本命となった。ただし、ナポリには関心を示しているクラブのどこからも正式なオファーは届いていない」と伝え、この情報を引用する形で「メトロ」紙で詳細が伝えられた。
ナポリは2027年まで契約を残していることからも、今季の活躍によって「モンスター」という愛称も付けられたDFをクラブに留めたい意向だという。同クラブは契約延長のオファーを出すとともに、現在の契約解除条項を取っ払うことで他クラブからの関心を削ぐことも狙っているようだ。
一部では、キム・ミンジェはナポリのチームメイトに別れを伝えたことや、ユナイテッドがマンチェスターに到着してすぐに暮らせるように家を準備したとも報じられている。何が起こるか分からない移籍市場だけに、正式発表があるまでは情報も錯綜しそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)