GK西川、サウジのカウンターとPK奪取を警戒 「ピンチの時は落ち着いて自分が対応すればいい」

勝利のポイントは「攻撃時のリスクマネージメント」も、浦和で日頃から意識

 日本代表GK西川周作は、15日のワールドカップ最終予選サウジアラビア戦のポイントを「攻撃時のリスクマネージメント」と語っている。

 ハリルジャパンは11日の国際親善試合オマーン戦(カシマスタジアム)を終え、埼玉県内に調整の場を移した。現在グループ3位の日本にとって、サウジ戦は10試合で争う最終予選の折り返し地点となり、2016年最終戦でもあり重要度は高い。まして、グループ首位の相手をホームで迎え撃つだけに、日本は攻撃的な姿勢で臨むことが想定される。

  そうしたなかで、注意するべきはカウンターだ。西川はGKの立場から、サウジ戦の要注意ポイントをこう語っている。

「嫌なボールの取られ方をしたくないですし、ボールを回すなかでGKとしては攻めている時のリスクマネージメント、ボールを回している時の相手の攻撃の予測をやっておきたい」

 西川が所属する浦和レッズも、ボールポゼッション率を高めて攻撃的なサッカーを展開している。攻撃時のリスクマネージメントは、日頃から意識しているポイントでもある。浦和は西川が加入する前年の13年にリーグ56失点を喫したが、西川加入後は失点が劇的に減少し、今季は最少失点でリーグ年間勝ち点1位。その経験は攻撃的なサッカーを展開する際に大いに生きるに違いない。

 

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