今夏“退団騒動”のなでしこ宮間が岡山湯郷と契約満了 「恩返しできる道を私なりに探したい」

再契約後は試合に出場することなくクラブを去る結果に

 なでしこジャパンの中心選手として、2011年のドイツ女子ワールドカップ優勝や12年のロンドン五輪銀メダルに貢献した元なでしこジャパンMFの宮間あやが、所属元の岡山湯郷Belleと契約満了したことがクラブから発表された。

 宮間は2002年に岡山湯郷に加入すると、途中2度のアメリカ移籍を挟んだものの国内では他クラブには所属せずにプレーを続けてきた。しかし、今夏にクラブ内で監督との対立が明らかになり、元なでしこジャパンGK福元美穂(INACへ移籍)らとともに一度は退団を表明した。その後、再契約を結んだと発表されたものの、その後のゲームには出場することなくクラブを去る結果になった。

「岡山湯郷Belleにお世話になってから15年、岡山湯郷Belleは私の人生そのものでした。ここまで私を支えてくださったサポーターの皆様、ファンの皆様、スポンサーの皆様、岡山湯郷Belleを支え続けてくださっている皆様に感謝しております。ありがとうございました。サッカーに対して誠実であり続けたいというのが私の信念の1つにあります。すべてをかけたこの地を離れるという決断は簡単ではありませんが、これまでたくさんのことを学ばせてもらったサッカーにこれからその信念をもとに恩返ししていけるような道を私なりに探していきたいと思います」

 宮間はクラブの公式サイトを通してメッセージをつづっている。また、サッカーへの思いをこう表現している。

 

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