U-20W杯後初戦の松木玖生、腕が相手選手の顔面直撃で一発退場 VAR・オンフィールドレビューで確認

松木玖生が横浜FM戦で退場【写真:Getty Images】
松木玖生が横浜FM戦で退場【写真:Getty Images】

後半開始からピッチに立つも24分間で退場

 アルゼンチンで開催されたU-20ワールドカップ(W杯)でグループリーグ敗退となり、帰国後、チームに合流したU-20日本代表のキャプテンのMF松木玖生は、6月3日に行われたJ1リーグ第16節横浜F・マリノス戦で、後半開始からMF小泉慶に代わってピッチに立った。

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 ハーフタイム時点で2-1とリードしていたFC東京だったが、後半17分にFWアンデルソン・ロペスにこの試合2点目となるゴールを決められて、2-2の同点に追い付かれる。横浜FMはMF西村拓真、DFエドゥアルドをベンチに下げ、FWマルコス・ジュニオールとDF上島拓巳を投入した。

 再びリードを奪うべく、攻め込んだFC東京だったが、後半24分に相手陣内の深い位置でボールを競り合った際、松木がマルコス・ジュニオールと接触。マルコス・ジュニオールが顔を手で覆って倒れ込んだ。清水勇人主審は、このプレーを流していたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)チェックが入り、オンフィールドレビューが行われる。映像を確認した清水主審は、松木にレッドカードを提示した。

 場内にリプレイが流れた際にも、ボールを競り合った際に松木が振り上げた腕がマルコス・ジュニオールの顔に当たっており、横浜FMのサポーターからは大きな声が上がった。松木は納得がいかない様子で、レフェリーに猛抗議。FC東京のベンチ前では、アルベル・プッチ・オルトネダ監督も顔を真っ赤にして手を振り回し、故意ではなく当たってしまったことをアピールしたが判定は変わらず。昨年の対戦でも松木は横浜FM戦で退場となったが、U-20W杯から帰国後の初戦も松木にとって、苦い一戦となってしまった。

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