サッカーの母国にも「OSAKO」の名が轟く! 英紙も「大勝のなかで大迫がダブル」と復活に注目

 

ドイツで活躍するストライカーの活躍を英誌「フォー・フォー・トゥー」が報じる

 ケルンの日本代表FW大迫勇也は11日の国際親善試合オマーン戦(カシマスタジアム)で前半のうちに2ゴールを奪い、およそ1年5カ月ぶりの代表復帰を飾った。英国メディアでも26歳のストライカーの復活が取り上げられている。英誌「フォー・フォー・トゥー」は「大勝のなかで大迫がダブル(2得点)」と4-0で日本が勝利した試合を報じた。

 バヒド・ハリルホジッチ監督はMF香川真司(ドルトムント)や主将のMF長谷部誠(フランクフルト)、FW岡崎慎司(レスター)をベンチスタートとし、1年5カ月ぶりの代表戦となった大迫や代表デビューのMF永木亮太(鹿島)、FW齋藤学など新戦力を先発に抜擢してテストした。

 すると前半32分に大迫がMF清武弘嗣のクロスにダイビングヘッドで合わせて先制。同41分には再び清武のお膳立てから、大迫が右足で2点目をゲットした。後半には途中出場のFW浅野拓磨(シュツットガルト)が獲得したPKを清武が決めて3点目。終了間際にはMF小林祐希(へーレンフェーン)が利き足とは逆の右足で代表初ゴールを奪ってダメを押した。

 日本がゴールラッシュを披露した一戦で、同誌は約3年ぶりに代表戦でネットを揺らした大迫にスポットライトが当てられている。「日本が鹿島でオマーン相手に4-0で勝利し、最高潮に達したなかで大迫勇也は2得点」と一方的だった試合を伝えた。

 ドイツで活躍するストライカーの活躍がサッカーの母国にも届き、「OSAKO」の名が轟いた。中3日で迎える15日のロシア・ワールドカップアジア最終予選のサウジアラビア戦に向け「全身全霊を懸ける」と誓った大迫。大一番でも結果を残し、日本のエースとしてその名を世界に知らしめることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

田口有史●写真 photo by Yukihito Taguchi

 

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