“凱旋2ゴール”の大迫が新エースに名乗り! サウジ戦「全身全霊を懸けて戦いたい」と漲る闘志

1試合2得点は13年7月25日のオーストラリア戦以来二度目

 ケルンの日本代表FW大迫勇也が11日の国際親善試合オマーン戦に先発し、代表での約3年ぶりとなるゴールを含む2得点を決め、日本も4-0と快勝した。中3日で迎える15日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選サウジアラビア戦(埼玉スタジアム)に向けて、試合後には「全身全霊を懸けて戦いたい」と意気込んだ。

 1トップで先発した大迫は前半32分、MF清武弘嗣の左クロスに体を投げ出して飛び込み、ヘディングシュートでゴールネット揺らした。さらに同41分には再び清武のスルーパスを受けると、DFを一人かわして右足で追加点。代表でのゴールは、2013年11月16日に行われたオランダ戦(2-2)以来およそ3年ぶり。1試合2得点は13年7月25日のオーストラリア戦(3-2)以来二度目で、代表通算成績も16試合5得点とした。

 大迫は13年までプレーした鹿島アントラーズの本拠地カシマスタジアムで凱旋ゴールを決め、自ら代表復帰に花を添えた。「僕にとって特別なスタジアムなので、決められてよかった」と試合を振り返った。本番となる15日のサウジアラビア戦に向けて「絶対に勝ち点3を取るしかないので、全身全霊を懸けて戦いたい」と鼻息を荒くした。

 久しぶりの代表戦で本領発揮した26歳のストライカーが、ハリルジャパンの新エースに名乗りを上げた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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