思わず“にやけた”ジャガー浅野 後半投入直後にエリア内で足を滑らせPKゲット!

自ら体勢を崩すも相手DFと足が交錯しPK判定 清武の3点目を演出

 思わぬPK奪取にFW浅野拓磨(シュツットガルト)が思わず“にやけて”しまった。11日に行われた国際親善試合オマーン戦で後半途中から出場した浅野は、投入直後のペナルティーエリア内でのプレーで、足を滑らせながらも相手DFと交錯しPKをゲット。少々バツの悪そうな表情ながら、追加点に貢献した。

 浅野は2-0の後半16分、FW本田圭佑(ACミラン)に代わってピッチに立った。その2分後に思わぬプレーで得点チャンスを創出する。この日、FW大迫勇也の2得点をアシストするなど絶好調のMF清武弘嗣(セビージャ)から、絶妙なスルーパスが送られる。しかし浅野はピッチに足を取られてスリップしてしまい、このボールはつながらないかに見えた。

 しかし浅野に向かって突っ込んできた相手DFと足が交錯し、“ジャガー”が倒される格好に。タナボタでのファウル判定が下ると、浅野は思わず“ホントかよ”といった表情を浮かべてしまった。

 バヒド・ハリルホジッチ監督は、かねてより「ペナルティーエリア内で相手のファウルを誘ってPKを得るプレーを狙ってほしい」と話しているが、“ジャガーポーズ”がおなじみとなった浅野が、意外な形でPKを奪取し指揮官の要求に応えてみせた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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