武藤2ゴール、大迫技ありヒール弾! 首位・神戸がFC東京に3-2勝利、今夏退団イニエスタは出番なし

大迫勇也がFC東京戦でゴール【写真:徳原隆元】
大迫勇也がFC東京戦でゴール【写真:徳原隆元】

ホームでFC東京を下し、リーグ戦6試合負けなし

 J1リーグ第15節のヴィッセル神戸対FC東京の一戦は5月27日、ノエビアスタジアム神戸で行われ、ホームの神戸がFC東京に3-2で勝利した。これでリーグ戦6試合負けなしとし、首位をキープしている。一方、FC東京は3試合ぶりの敗戦となり、今季6敗目を喫した。

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 リーグ首位を快走する神戸は、序盤からFW大迫勇也、FW武藤嘉紀が起点となり、縦に鋭い速攻を仕掛ける形で主導権を握ると前半20分、MF汰木康也の左クロスをペナルティーエリア(PA)内で武藤が合わせて先制。これで勢いに乗ったなか、同31分にはMF齊藤未月が高い位置でのボール奪取から強烈ミドルを放つも、これは相手GKの好守に阻まれた。

 その後も神戸ペースで進み、前半のピンチは前半36分に相手MF安部柊斗にポスト直撃シュートを放たれた場面のみ。逆に同41分、ハイプレスから速攻に転じると右サイドを上がったDF初瀬亮からのグラウンダーのクロスを大迫がヒールキックで合わせて加点。その3分後には、大迫のスルーパスから武藤がこの試合2点目を突き刺し、前半を3点リードで折り返した。

 迎えた後半12分、PA内におけるハイボールへの競り合いで神戸側にハンドがあったとして、主審はFC東京側へのPKを宣告。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)介入でもジャッジは覆らず、これをFWディエゴ オリヴェイラに決められて1点を返される。するとその後、流れはFC東京へ。神戸は前半よりボールを支配される時間が続いた。

 後半38分にはまたもPA内でのハンドを取られ2度目のPKを献上。これをFWペロッチに決められ1点差まで詰め寄られる。それでも神戸は最後まで粘り強く守り通し、1点リードを保ったまま試合を終えた。なお先日、今夏限りでの神戸退団を発表した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタはベンチ入りも出番なしに終わっている。

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