ブライトンはシティに引き分けて6位以上が決定

　イングランド1部ブライトンは現地時間5月24日、プレミアリーグ第32節延期分でマンチェスター・シティと対戦し、1-1と引き分けた。日本代表MF三笘薫は左ウイングでフル出場を果たし、前半31分にゴールネットを揺らすも、ハンド判定によりノーゴールとなった。同44分には鋭いスルーパスでアシストかと思われたが、こちらはオフサイド判定により取り消された。それでも好ゲームを演じ、勝ち点1の獲得により、6位以上が決定。来季のUEFAヨーロッパリーグ（EL）出場権を得た。

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　ブライトンは、プレミアリーグ優勝を決めている王者シティとの一戦に臨んだが、前半25分に相手MFフィル・フォーデンに先制点を許してしまう。それでも同31分、コーナーキック（CK）のこぼれ球を三笘が身体ごと押し込んだが、ビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）による介入の結果、ハンドが確認され、ゴールは取り消しとなった。

　それでも前半38分、MFフリオ・エンシソの強烈なミドルシュートで同点とすると、同44分には、左サイドでボールを持った三笘が駆け上がり、そのまま中央走り込んだウェルベックへ鋭いスルーパス。これをウェルベックが蹴り込み、ゴールネットを揺らしたが、今度はわずかにオフサイドの判定となった。後半34分には相手FWアーリング・ハーランドにヘディング弾を叩き込まれたが、直前のファウル判定で、こちらもノーゴールとなった。

　白熱の好ゲームとなり、試合は1-1で終了。ブライトンは来季のEL出場権を獲得した。

　試合後、チームは歓喜に沸いた。ロッカールームでは、ロベルト・デ・ゼルビ監督や選手たちが歌いながら踊る様子を公式ツイッターが公開。三笘も手を上下に振ってリズムに乗っていた。

　ファンからは「三笘さん踊ってる」「EL祝いのダンス！」「ジェントリーに天井叩く薫もなかなかおもろい」「今日もお祭り騒ぎでわっしょい」「みんな自由で愉快で幸せやわ」と、最高の雰囲気を楽しむ一方で、「ちゃーんと壁持ってる」「三笘さんつかまってる。高いところ怖いのかな？」と、1人手で支えながら踊っている三笘を気にする声もあった。