ドルトムントで出番を失う実力者たち 独紙選出「冬の放出候補3人」に香川の名は…

大型補強の陰で、不遇を味わう選手の去就に地元紙が注目

 日本代表MF香川真司の所属するドルトムントは、今夏の移籍市場で主力3選手の流出を受けて大幅な戦力ダウンの危機に見舞われながら、若き逸材を中心とした8選手の大型補強を敢行し、ここまで大きな成果を上げている。

 その一方で、出番をなくした選手たちの去就にも注目が集まっている。ドイツ地元紙「ヴェストフェルシャー・アンツァイガー」では、「ボルシア・ドルトムントで冬に起こり得る移籍」との特集が組まれており、1月の移籍市場に向けて3人の放出候補の名前が浮かび上がってきた。

 1人目は韓国代表DFパク・チュホ。左サイドバックのバックアッパーという位置づけは昨季から変わらないものの、今季は不動のDFマルセル・シュメルツァー負傷という事態を迎えても出番が訪れず、中盤からコンバートされた18歳のMFフェリックス・パスラックにも遅れを取った。攻守ともに不足感は否めず、出場はリーグ戦の2試合のみとなっている。

 記事ではマインツからドルトムントへ移籍した当時、マインツのマルティン・シュミット監督が残した「BVB(ドルトムント)ではただのバックアッパーになると警告した」というコメントが紹介されている。指揮官の予想通りの展開となり、冬の移籍が濃厚となっている。

 

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