1G1A遠藤航、出色プレーに独メディア絶賛 反撃の同点弾に賛辞「スコアラーとしても輝いた」

ゴールを決めた遠藤航【写真:Getty Images】
ゴールを決めた遠藤航【写真:Getty Images】

マインツとのアウェー戦で同点ゴールを含む1得点1アシストと躍動

 ドイツ1部シュツットガルトは現地時間5月21日にブンデスリーガ第33節でマインツと敵地で対戦し、4-1で勝利を収めて降格圏から脱した。キャプテンを務める日本代表MF遠藤航は同点ゴールを含む1得点1アシストの出色のパフォーマンスを見せた。

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 降格圏の17位に沈んでいたシュツットガルトは遠藤とDF伊藤洋輝が先発に名を連ね、MF原口元気はベンチスタートとなった。前半23分に先制を許す苦しい展開となったが、同41分、クリアのこぼれ球を拾った遠藤がワントラップから右足のボレーシュートでネットに叩き込み同点に持ち込んだ。

 前半を1-1で折り返すと、後半はシュツットガルトのペースに。同19分にコーナーキックからFWセール・ギラシが頭で決めて勝ち越すと、同33分には遠藤のスルーパスを受けたMFクリス・ヒューリッヒが追加点をゲット。アディショナルタイム1分にはMFタンギ・クリバリがダメ押し点を奪った。

 快勝したシュツットガルトは勝点を32に伸ばし、最終節を前に残留圏の15位に浮上した。

 ドイツ地元紙「シュツットガルター・ツァイトゥング」は1得点1アシストの大活躍だった遠藤にチーム2位タイ評価の2点(ドイツでは1が最高)をつけ、「中盤をリードし、前半はデュエルの勝率で82%(9/11)という驚異の数字。さらに前半終了間際にカウンターアタックから前線へ走り込み、プレッシャーがあるなかで上手くボールを収め、ゴールスコアラーとしても輝いた」と攻守両面に渡る活躍を絶賛した。

 遠藤は昨季の最終節で後半終了間際に劇的な決勝点を挙げてチームを残留に導いていた。頼れるキャプテンが今季もシュツットガルトを救うことになるのだろうか。

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