韓国代表キム・ミンジェ、名門マンU移籍へ個人合意か 87億円オファー準備と英報道

ナポリで主力となっている韓国代表DFキム・ミンジェ【写真:Getty Images】
ナポリで主力となっている韓国代表DFキム・ミンジェ【写真:Getty Images】

ナポリの33年ぶりとなるセリエA優勝に貢献、来季プレミア移籍が浮上

 イタリア1部ナポリに所属する韓国代表DFキム・ミンジェが、イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドと個人の条件面で合意に達したという。英紙「メトロ」が報じた。

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 今シーズン開幕前にトルコ1部フェネルバフチェからナポリに加入したキム・ミンジェは、中心選手として活躍し、ナポリの33年ぶりとなるセリエA優勝に貢献。昨季まで絶対的な存在だったセネガル代表DFカリドゥ・クリバリが抜けた穴をカバーし、リーグ戦33試合に出場2得点2アシストを記録している。

 26歳のキム・ミンジェは、1700万ポンド(約29億円)の移籍金でナポリに加入した。クラブは韓国代表DFをとどめたい考えを持っているものの、契約解除金が設定されているため、その額を満たすオファーが届いた場合は移籍を阻止することができない。記事によれば「キム・ミンジェは、あと2週間で5100万ポンド(約87億円)あたりで移籍が可能になる」と、3倍の金額が契約解除金になると伝えている。

 ユナイテッドは、その金額を払う準備があり、すでに個人の条件面ではキム・ミンジェと合意に達しているという。すでにDFエリック・バイリー(フランス1部マルセイユへレンタル移籍中)、DFアクセル・トゥアンゼベ(イングランド2部ストークへレンタル移籍中)の退団が決定的ななか、キム・ミンジェの加入によって、イングランド代表DFハリー・マグワイアの将来についても、より不透明な状況になっている。

 2019年にDF史上最高額の移籍金となる8000万ポンド(約137億円)でユナイテッドに加入したマグワイアだが、キム・ミンジェに追われる形でチームを去ることとなるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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