「大いなる格を感じる選手」と暫定監督も絶賛 “ガラスの天才”がイングランド代表に復帰
ウィルシャーが、サウスゲイト暫定監督率いるイングランド代表に招集
アーセナルからボーンマスに期限付き移籍した“ガラスの天才”MFジャック・ウィルシャーが、11日のロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選スコットランド戦に挑むイングランド代表に復帰を果たした。
ウィルシャーは昨季、左足の腓骨骨折でシーズンの大半を棒に振ったにもかかわらず、ロイ・ホジソン元監督によって6月の欧州選手権(EURO)のメンバーに招集された。高度なテクニックを誇るゲームメーカーはイングランド屈指の才能と評価されていたが、アーセナルでは故障を繰り返し、7年間で901日間も故障離脱していた。
そして“ガラスの天才”はEUROで試合勘の欠如を露呈。チームも決勝トーナメント1回戦で伏兵アイスランドに1-2で敗れる体たらくで、ウィルシャーにも批判が集まっていた。
その後ウィルシャーは、8月28日にサム・アラダイス前監督が発表したイングランド代表メンバーから外れたため、下部組織から育ったアーセナルからの移籍を決断。現在はボーンマスでレギュラーとして活躍しており、故障明けのトットナムFWハリー・ケインとともに代表復帰となった。
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