低迷請負人のモウリーニョが“黒歴史”をもたらす? マンU、次節敗戦で「クラブ史上最低記録」を更新
10節時で勝ち点15と苦戦の現体制 11節時で過去最低はファン・ハール時代の勝ち点16
かつてはタイトルを山積みにして「スペシャルワン(特別な男)」を自称したマンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、今季優勝請負人の期待を背負って名門クラブを率いているが、直面している現実は厳しい。現地時間6日の敵地スウォンジー戦でプレミアリーグの“黒歴史”に名を刻んでしまう可能性が高まっていると、英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
ユナイテッドは10節終了時点で勝ち点15(4勝3分3敗)。次節勝てなければ、リーグ戦11節終了時でユナイテッド史上最低の勝ち点となることが分かった。
過去、11節終了時点の最低勝ち点は前任者のルイス・ファン・ハール元監督が2014年シーズンに記録した勝ち点16。6日の試合で引き分けに終わった場合、最低タイの勝ち点として、かつてバルセロナ時代に監督、コーチで師弟関係にあったオランダ人監督に並んでしまう状況だ。
ポルトガル人監督は昨季チェルシーで最低記録を更新したばかりだった。2014年シーズンに無敵の強さで優勝したチェルシーだが、昨季は大失速。2部降格危機に瀕し、開幕11試合で勝ち点わずか11というクラブ最低記録を樹立していた。チェルシーの11節時点の最低勝ち点は1992年シーズンと93年シーズンの勝ち点13だったという。
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