マンU辛口OBが舌鋒鋭く古巣を滅多斬り! 常勝復活まで「あと2年はかかる」

黄金期を知るスコールズ氏が不振の“モウ・ユナイテッド”を酷評

 マンチェスター・ユナイテッドは今季ジョゼ・モウリーニョ監督を招聘し、FWズラタン・イブラヒモビッチ、MFポール・ポグバら大型補強に打って出たが、プレミアリーグ8位、UEFAヨーロッパリーグ(EL)ではグループステージ3位と予想外の不振に見舞われている。ユナイテッドOBで元イングランド代表MFポール・スコールズ氏は、常勝軍団の復活まで「あと2年はかかる」と宣告している。

「本当に痛々しい3年間だった。そして、私はあと18カ月から2年間はとても似たような状況になると思う。監督が3、4回の移籍市場で、本当に欲しい選手を獲得したチームを作るまでは」

 ユナイテッドが1-2と敗れたELの敵地フェネルバフチェ戦で、英テレビ局「BTスポーツ」で解説を務めたスコールズ氏は、偉大なるサー・アレックス・ファーガソン元監督の退任後、3年間栄光から遠ざかっている名門の厳しい現状をこう分析した。そして3シーズン連続で巨額の補強費を費やし、ビッグネームをかき集めてきたユナイテッドだが、まだまだ大補強が必要だとスコールズ氏は主張している。

「このチームは現状から見分けがつかないほど、2年間で違うチームになると思う。しかし、この2年間で何か起きたとすれば、ボーナスと考えるしかない。リーグカップやFAカップで勝とうが、だ。この大会(EL)で優勝できるか? 私はそうは思わない。このメンバーではリーグを勝つ能力がないことを、過去3年間で証明している。プレミアリーグには3、4チーム、より優れたチームが存在する。我々はこのチームが、現時点でプレミアリーグタイトルに挑戦できないことを分かっている」

 

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