FC東京U-23で巻き起こる“久保狂騒曲” 前日練習に報道陣30人が集結、マッチスポンサーも決定

前売り券はすでに5000枚を販売 FC東京U-23で今季最多動員数になることが確実

 U-16日本代表でFC東京U-18のMF久保建英は4日、小平グラウンドでFC東京U-23の練習に初合流した。翌日に行われるJ3第28節の長野戦(5日・駒沢競技場)でのベンチ入りが濃厚となったが、小平グラウンドでは“久保狂騒曲”が起こった。

 この日行われた約1時間半のトレーニングには、久保のためにセカンドチームの取材としては異例の民放4局をはじめ、報道陣約30人が集結。この数字は昨年までFC東京に所属し、マインツに移籍した日本代表FW武藤嘉紀のフィーバー以来となるメディアの数であり、FK練習など久保の一挙手一投足に注目が集まった。

 久保は日本サッカー界の次代を担うと期待される逸材だ。バルセロナの下部組織出身で、今季からFC東京U-18に飛び級で昇格。中学3年生で参戦した8月のクラブユース選手権では、見事に得点王に輝いた。また、今秋のAFC U-16選手権では直接FKを含める4得点を挙げるなど、来年インドで開催されるU-17ワールドカップ出場権の獲得にも貢献した。バルセロナが18歳未満の外国籍選手登録の規定違反でFIFAからペナルティーを受け、久保は帰国を余儀なくされたが、18歳でバルセロナ下部組織に復帰する話も浮上している。

 

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