本田、ウディネーゼ戦で2試合ぶりに先発復帰か インザーギ監督が戦術を再考へ

 

F・トーレスがベンチスタートとなる可能性を伊紙が報じる

 

 ACミランの日本代表FW本田圭佑が30日のホーム、ウディネーゼ戦で今季開幕直後にゴールを量産した4-3-3システムの右ウイングで先発復帰する可能性が高まった。イタリア地元紙「トゥット・スポルト」が「インザーギ監督が戦術を洗い直す」と特集している。

 23日のインテルとのミラノダービーでは4-2-3-1システムで戦い、1-1のドローに。本田はベンチスタートとなっていた。しかし、ウディネーゼ戦に向け、フィリッポ・インザーギ監督の頭の中には自身が定番と語る4-3-3システムに戻す考えがあるという。27日午後、ミラネッロで行う戦術練習で、元インテル監督のアンドレア・ストラマッチョーニ氏率いるウディネーゼ対策を行う予定。ここで指揮官は原点回帰の4-3-3システムを再びテストするという。

「フェルナンド・トーレスはパッツィーニとともにベンチに行く可能性がある。メネズとエルシャラウィに加えて、本田がスタメン復帰する可能性も高い。今日か明日の練習でアバーテが合流すれば、アバーテが先発する。そうでなければラミが右サイドバックとして先発することになる」

 記事ではそう指摘し、今季公式戦1得点と不発続きでメディアからの風当たりが強くなっているスペイン人ストライカーをベンチに下げ、元フランス代表FWジェレミー・メネズを“偽の9番役”で起用する開幕直後の3トップに戻す可能性があるという。

 リーグ戦で5試合ゴールに絡んでいない本田だが、ウディネーゼ戦で2試合ぶりの先発復帰のチャンスが巡ってきそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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