39歳長谷部誠、鉄人ならではの“食エピソード” 「真夜中に食べるのは理解できない」

フランクフルトの長谷部誠【写真:Getty Images】
フランクフルトの長谷部誠【写真:Getty Images】

長谷部が「Sport Bild」のインタビューに応じる

 ドイツ1部フランクフルトに所属する元日本代表MF長谷部誠は、2024年まで現役続行してプレーすることを表明している。2028年までクラブとの契約を延長した39歳の鉄人はドイツ誌「Sport Bild」のインタビューに応じ、20代の選手との対戦やウェイトトレーニング室で聞く音楽などを語っている。

 長谷部は今季リーグでは第29節終了時で14試合に出場し、フル出場が8試合。準決勝まで進出しているドイツカップ(DFBポカール)は3試合に出場し2試合でフル出場、そして世界最高峰のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では4試合に出場し2試合でフル出場という数字を残している。

「Sport Bild」のインタビューでは、24歳の同僚FWランダル・コロ・ムアニとのマッチアップについて言及。「彼のプレーの楽しさとスピードは見ていて素晴らしい。トレーニング中の彼の行動をますます迅速に予測できるようにすることが、私にとって非常に重要であることに気付きました。彼と対戦すれば、何かを学ぶことができます」と、15歳年下の選手との対戦で自身を高めていることを明かした。

 また、鉄人の逸話も披露。ヴォルフスブルク時代にチームメイトとマクドナルドを訪れた際は、サラダとオレンジジュースしか頼まなかったという。

「アウェー戦後、朝の1時か2時に何度か車で行きました。本当は行きたくなかったのですが、チームと一緒にいなければならないと思っていました。みんなフライドポテトかハンバーガーを食べていたけど、僕は真夜中以降にそれを食べることは理解することはできなかった。サラダとオレンジジュースを頼むと、みんな大爆笑。でも、ただただ笑ってください、私はそれをやり続けるので」

 ウェイトトレーニング室では、自身のプレイリストを流しているものの、“ジェネレーションギャップ”に困惑している選手もいるようだ。インタビュワーが「ブリトニー・スピアーズが聞こえるのは本当か?」と聞くと「はい、ほかにもあります。2000 年代のヒット曲を集めた私の特別なプレイリスト。理学療法士やほかのアシスタントコーチは喜んでいます。彼らは私の世代。しかし、チームメイトはもはやDJ Hasebeは望んでいないです」と冗談交じりに答えた。いまだドイツでもトップ選手として活躍を続ける長谷部だが、長年走り続けられる理由のヒントが本人の言葉に散りばめられていそうだ。

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