マネ、今夏リバプール復帰説が浮上 英紙記者指摘「バイエルンでは1人の選手に過ぎない」
今季バイエルンに移籍も、わずか1シーズンでリバプール帰還も?
2022-23シーズンの開幕前にアンフィールドを去った選手が、わずか1シーズンでイングランド1部リバプールに戻ってくるかもしれない。英メディア「GIVE ME SPORT」は、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのセネガル代表FWサディオ・マネが、古巣リバプールに復帰する可能性を指摘している。
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マネは、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、エジプト代表FWモハメド・サラーとともに、近年のリバプールに多くの成功をもたらした。しかし、昨シーズンの終了後にマネはバイエルンへ移籍し、2025年6月末までの3年契約を結んでいた。
今シーズン、公式戦34試合に出場して12得点5アシストを記録しているマネだが、4月11日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦でドイツ代表FWレロイ・サネとロッカールームで口論となり、マネがサネを殴打して出血させる事件が起きた。これに対してバイエルンは35万ユーロ(約5100万円)というクラブ最高額の罰金を科したという。
この一件から、マネの周囲は騒がしくなってきた。移籍専門記者のディーン・ジョーンズ氏は、マネを手放したことが今シーズン、CL出場権を得ることが厳しくなったリバプールの低迷につながっていると指摘。さらに、英紙「デイリー・エクスプレス」のライアン・テイラー記者はリバプールがマネの再獲得に関心を示せば、彼がアンフィールドに戻る可能性があると述べている。
テイラー記者は「もちろん、戻るだろうね。バイエルンから追い出されることになれば、あり得るだろう。リバプールでの素晴らしいストーリーがあるし、良い時間を過ごしてきた。コウチーニョが去る時にクロップが言ったことと同じだ。『もし、ここに残ればキミの銅像が建てられるだろう。だが去れば、バルセロナやバイエルンで新しい選手になるだけだ』。同じことはマネにも当てはまる。クロップのリバプールには不可欠だったが、バイエルンでは1人の選手に過ぎない」と、移籍後の存在価値がリバプール時代ほどになっていないことにも言及している。
リバプール時代に通算269試合で120ゴール48アシストを記録しているマネだが、わずか1年での古巣復帰は実現するだろうか。