「4000万円を優に超える」 同僚暴行のバイエルンFWマネ、“クラブ最高”罰金額を独報道

バイエルンでプレーするサディオ・マネ【写真:Getty Images】
バイエルンでプレーするサディオ・マネ【写真:Getty Images】

マネにバイエルン以上最高額の罰金、クラブOBは「理にかなったもの」と納得

 ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのセネガル代表FWサディオ・マネは現地時間4月11日、0-3で敗れたイングランド1部マンチェスター・シティとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦後に同僚のドイツ代表FWレロイ・サネに暴力を振るったと伝えられていた。クラブからはその後、ブンデスリーガ第28節ホッフェンハイム戦のメンバー外に加えて罰金処分が発表されたなか、このほど具体的な金額が話題を呼んでいる。英衛星放送「スカイ・スポーツ」ドイツ版が報じた。

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 ドイツの絶対王者を揺るがしたマネとサネの衝突。マネがシティ戦後のロッカールームでサネの顔面を殴打したとされるこの問題では、ドイツ放送局「SPORT1」はその後、2人がすぐに和解したことを伝えた。記事によると、被害者のサネはクラブ上層部にマネの処分軽減を懇願していたとし、両者が遺恨を残さない対応を望んでいたとの見方を示している。

 とはいえ、クラブはマネに毅然とした対応を迫ったようだ。「スカイ・スポーツ」ドイツ版はこのほど、同メディアのバイエルン番を務めるフローリアン・プレッテンベルグ氏が国内のテレビ番組「Sky90」に出演した際の次のコメントを紹介している。

「我々が得た情報では、バイエルンがマネに科した罰金は30万ユーロ(約4000万円)を優に超える。つまり、マネにとって非常に堪える額だ」

 当然ながら、これはバイエルンの選手に科された罰金額として過去最大だという。さらに記事は、クラブOBであるローター・マテウス氏の反応も紹介。マテウス氏は「今回の処罰は驚きではない。理にかなったものだ」と述べ、チームメイトへの暴行には“厳罰やむなし”との見解を示した。

 チームメイトにあってはならない形で不満を爆発させてしまったマネ。その代償は、罰金額が示すとおり“高くついた”ようだ。

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